公益財団法人 本間美術館は、「公益」の精神を今に伝え、近世の古美術から現代美術、別荘「清遠閣」の緻密な木造建築の美、「鶴舞園」、さらには北前船の残した湊町酒田の歴史まで楽しめる芸術・自然・歴史の融合した別天地。

公益財団法人 本間美術館

Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

企画展のみどころ

公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市] > 展示スケジュール > 【美術展覧会場】大正・昭和の洋画家たち -中村彝・松本竣介など-

大正・昭和の洋画家たち

会場:公益財団法人 本間美術館・美術展覧会場

  • 主催/公益財団法人 本間美術館
  • 共催/山形県・(公財)山形県生涯学習文化財団
  • 後援/酒田市・酒田市教育委員会
開館時間
1~3月/午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日
火・水曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料
一般/1,000円(900円)高・大学生/450円(400円)小・中学生/無料 ※( )内は15名以上の団体入館料
上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。

2人の学芸員が語る「大正・昭和の洋画家たち」

本展について

再現描写と内面表現の両立に努めてきた洋画は、大正時代になると個々の作家の自由な見方と表現が尊重されるようになります。
視覚的再現に囚われない多様な表現方法が生まれ、鑑賞者もそれを理解し作品と向き合う環境も整いました。大正後期から昭和初期には、多くの作家が渡欧し新しい知識と技術を学ぶことで、洋画は成熟期を迎えます。以後、戦争や不況など世界的に不安定な中で、時勢と向き合いながら美術団体の分立派生を繰り返し、多くの洋画家たちが日本の絵画表現の可能性を模索しました。

本展では、大正から昭和にかけて活躍した中村彝、前田寛治、宮本三郎、松本竣介、香月泰男、三岸節子などの洋画家たちの小品油彩画を中心にご紹介します。新たな絵画表現を模索し創造した洋画家たちの、個性豊かな作品をお楽しみ下さい。

出品作家

  • 朝井閑右衛門
  • 麻生三郎
  • 糸園和三郎
  • 内田
  • 瑛九
  • 岡田三郎助
  • 小野幸吉
  • 香月泰男
  • 北川民次
  • 国吉康雄
  • 熊岡美彦
  • 熊谷守一
  • 小磯良平
  • 坂本繫二郎
  • 桜井浜江
  • 里見勝蔵
  • 鈴木亜夫
  • 曽宮一念
  • 田村孝之介
  • 鳥海青児
  • 椿貞雄
  • 寺内萬治郎
  • 東郷青児
  • 中川八郎
  • 中村
  • 野田英夫
  • 長谷川利行
  • 林武
  • 前田寛治
  • 松田正平
  • 松本竣介
  • 三岸節子
  • 宮本三郎
  • 棟方志功
  • 森芳雄
  • 山口
  • 山道栄助
  • 萬鐵五郎

※五十音順

中村彝 静物中村彝 静物

松本竣介 風景(ビルのある風景)松本竣介 風景(ビルのある風景)

三岸節子 花(大磯にて)三岸節子 花(大磯にて)

香月泰男 運ぶ人香月泰男 運ぶ人

  • 宮本三郎 頬杖を突く女宮本三郎 頬杖を突く女
  • 前田寛治 少年の像前田寛治 少年の像