本展では、江戸時代末期から明治時代の風景版画・鳥瞰図を、東北と北海道の風景と人々の暮らしや文化に焦点を当ててご紹介します。約130年~300年前に描かれた風景は、アイヌの人々の暮らし、地震により隆起する前の美しい象潟風景、北前船で栄える酒田、文明開化の街並みなど、タイムトラベルをするように私たちを楽しませてくれます。
併せて、北海道の松前藩や庄内藩、仙台藩などを描いた古絵図も展示します。
情報発信や大衆を楽しませることを目的に描かれた風景版画や鳥瞰図と、地図的な性格をもつ古絵図を見比べながらお楽しみ下さい。