芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

公益財団法人 本間美術館Hommna Museum of Art

展示スケジュール

いつ:
2016年6月24日 – 2016年7月26日 全日 Asia/Tokyo タイムゾーン
2016-06-24T00:00:00+09:00
2016-07-27T00:00:00+09:00

祈りの芸術

【ギャラリートーク】
7月17日(日)午後2時~(45分程度)
酒田の名刹・浄徳寺、浄福寺、正徳寺、泉流寺、龍厳寺、海向寺、妙法寺が所蔵する貴重な仏画を公開いたします。

 古来より、人々は神仏を信仰し、祈りを捧げることで安らぎを求めてきました。
日本で偶像としての信仰の絵画や書が生み出されたのは、6世紀に百済から仏教ともに仏教美術が伝来したことに始まります。
飛鳥から奈良時代前期は渡来系の画師(えし)が、奈良時代後期には寺院に所属する画工(えだくみ)が中心となり多くの仏画が描かれました。
平安時代になると密教と浄土教が隆盛します。絵仏師の描く曼荼羅や明王などの掛幅が本尊として扱われるようになり、
大願成就の為に多くの経典が写されています。
また、仏が神の姿を借りて現れたとする「本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)」に基づき、信仰の対象となっている神域の景観や神像も多く描かれています。
江戸時代以降は表現の多様化が進み、絵師によって芸術性の高い作品が描かれ、信仰心とともに鑑賞する楽しみとして人々の暮らしに深く根付いてきました。
 本展では、県指定文化財《刺繍当麻曼荼羅(ししゅうたいままんだら)》(酒田市・浄徳寺蔵)を始め、酒田市内の名刹・浄福寺、正徳寺、泉流寺、龍厳寺、海向寺、
妙法寺で長きにわたり人々の畏怖を集め、安らぎを与えてきた祈りの芸術を中心にご紹介します。
拝した人々や描いた画家たちの真摯な心を感じて頂ければ幸いです。

祈りの芸術 出品リスト

浄徳寺蔵 県指定文化財 刺繍当麻曼荼羅
浄徳寺蔵 県指定文化財 刺繍当麻曼荼羅軸寸が縦4m10㎝、横2m59.5㎝と壮大な作品です。
制作のための勧進(かんじん)(募資活動)が全国で行われ、図周辺には多数の寄進者が記されています。協力者は、曼荼羅に針を通すことで結縁(けちえん)(成仏するために仏法と縁を結ぶ)したと伝わっています。その他の寺院に伝わる仏画は、どれも大きく迫力と威厳が感じられます。
  • 海向寺 十二善神像海向寺 十二善神像
  • 海向寺 十二善神像
  • 浄福寺 光明本尊浄福寺 光明本尊
  • 正徳寺 普賢菩薩正徳寺 普賢菩薩
  • 正徳寺 文殊菩薩正徳寺 文殊菩薩
  • 泉流寺 釈迦三尊十六善神泉流寺 釈迦三尊十六善神
  • 妙法寺 釈迦涅槃図妙法寺 釈迦涅槃図
2011年に修復が完了した、龍厳寺蔵の両界曼荼羅図を修復後初公開。
  • 龍厳寺蔵 両界曼荼羅図龍厳寺蔵 両界曼荼羅図
  • 龍厳寺蔵 両界曼荼羅図

広く一般の人に仏縁を結ばせる仏事「結縁灌頂」で使われてきた貴重な作品です。


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