美術館について
新型コロナウイルスに関連した対応について
本間美術館では、新型コロナウイルスの感染を予防するため、美術館のご観覧に際し、以下の対応を行っています。皆様の御理解、御協力をお願いします。
感染症予防の取り組み
- 入口に設置の手指消毒液をご利用ください。
- 各施設内で、適宜、除菌及び空気の入れ替えのため、
換気を実施しております。 - お客様対応を行うスタッフは、マスク着用の上ご対応いたします。
ご了承ください。
来館される皆様へのご協力のお願い
- ご来館にあたり、発熱、咳等の風邪症状があるなど体調のすぐれない場合は、ご来館をお控えくださいますようお願いいたします。
- ご来館中に体調をくずされた場合は、お近くのスタッフまでお申し出ください。
- 展示室内では、他の方との間隔を開けて観覧いただきますようお願いいたします。
- お客様同士での近距離での発声などはご遠慮ください。
- 手洗いやマスクの着用、咳エチケットにご協力をお願いします。

- 本間美術館は、江戸時代は豪商として、明治時代以降は日本一の地主として知られた本間家が創始者となり、昭和22年に開館した美術館です。
本間家は地域貢献を祖先以来の方針としてきた家でしたが、特に、敗戦後の社会の混乱と人心の荒廃を見て、日本美術の鑑賞を通じて自信と誇りを取り戻して欲しいという念願から、別荘と庭園を美術館として公開しました。当時の館の運営は創始者である本間家が単独で行ったものではなく、美術館の開館に賛同し、戦後の社会に夢を託した人々との共同作業だったと言えます。
現在の本間美術館は公益財団法人となり、美術・文化に接することで人生が豊かになること願い、古美術から現代美術、歴史資料まで幅広い展覧会を開催しています。
本年5月に開館70年目を迎えるに当たり、開館の原点に立ち戻り、地域社会との共同事業を大切にし、親しまれ楽しんでいただける美術館、夢と美術との出会いのある美術館になるよう努めて参ります。 田中章夫館長
本間美術館の沿革
文化10年(1813) | 4代光道、藩主酒井侯の領内巡検宿泊施設として、浜畑に別荘を作る。(現本間美術館の清遠閣と鶴舞園)これは、丁持(港湾労働者)たちの冬期失業対策事業として行われた。「清遠閣」は、茶室「六明廬」を備えた京風建築、「鶴舞園」は、鳥海山を借景に、中島を中心とする池泉廻遊式庭園である。 |
---|---|
文政10年(1827) | 5代光暉、別荘に諸木を植え、諸国の珍石を置き、庭園を修復する。 |
天保9年(1838) | 5代光暉、失業救済のため別荘の大改築を行う。 |
天保10年頃 | 荘内藩主10代酒井忠器侯が別荘へ来遊。 |
明治9年(1876) | 三條実美、山縣有朋、伊藤博文が来酒、三條実美が別荘にご宿泊。 |
明治25年(1892) | 副島種臣が来遊、別荘にご宿泊。 |
明治34年(1901) | 閑院宮載仁親王殿下が別荘にご宿泊。 |
大正10年(1921) | 淳宮・高松宮両殿下が別荘にご宿泊。 |
大正14年(1925) | 東宮殿下(昭和帝)行啓。本間家別荘「清遠閣」にご宿泊。 |
昭和22年(1947) | 本間家別荘「清遠閣」と庭園「鶴舞園」を開放して、戦後初の私立美術館「本間美術館」を開く。初代館長本間順治。 |
昭和23年(1948) | 三重苦の聖女ヘレン・ケラー来酒。鶴舞園前庭に記念樹植樹。 |
昭和30年(1955) | 運営母体「酒田美術協会」が、第1回斎藤茂吉文化賞を受賞する。 |
昭和37年(1962) | 第11回河北文化賞受賞。 |
昭和40年(1965) | 財団法人となる。博物館登録。(理事長:本間順治 館長:本間祐介) |
昭和43年(1968) | 新館落成。(延654平方メートル、設計者伊藤喜三郎、施工者大林組) |
昭和58年(1983) | 文部大臣より第1回地域文化功労賞受賞。 |
平成21年(2009) | 「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、鶴舞園が★★、清遠閣が★の評価を得る。 |
平成24年(2012) | 「鶴舞園」(清遠閣を景観に含む)が国の名勝に指定。 「国指定名勝 本間氏別邸庭園(鶴舞園)」となる。 |
平成25年(2013) | 公益財団法人となる。 「公益財団法人本間美術館」が第59回斎藤茂吉文化賞を受賞。 |
ご利用ご案内
より大きな地図で 公益財団法人 本間美術館 を表示
◎JR酒田駅から徒歩5分
◎庄内空港から庄内交通バス酒田駅行き(40分)→終点庄交バスターミナル下車→徒歩1分
- 開館時間
-
【4月~10月】
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)【11月~3月】
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) - 休館日
-
【12月~2月】
火・水曜日(祝日の場合はその翌日) - 入館料
-
・一般1,000円(900円) 高・大学生450円(400円)
・小/中学生は無料
※()内は15名以上の団体料金になります。
国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」・本間家旧別荘「清遠閣」・美術展覧会場企画展示・清遠閣会場常設展示をご覧いただけます。・追加券
酒田市美術館・土門拳記念館・本間美術館3館共通券 2,180円(税込)
旧本間邸・本間美術館2館共通券 1,600円(税込)※「障害者手帳」をお持ちの方は半額となります。
(本人のみ)
- 航空機をご利用の場合
-
◎東 京(羽田空港)―庄内(庄内空港) 約1時間
◎名古屋(小牧空港)―山形(山形空港) 約1時間
※平成28年3月27日から名古屋〜山形便が2便運行される予定です。 山形空港庄内空港 - JRをご利用の場合
-
◎東京―(上越新幹線)―新潟―(羽越本線)―酒田 約3時間40分
◎東京―(東北・山形新幹線)―新庄―(陸羽西線)―酒田 約4時間
- 高速バスをご利用の場合
-
◎渋谷―酒田 約8時間
- お車をご利用の場合
-
◎東京―(東北自動車道)―村田JC―(山形自動車道)―(R112)―酒田 約6時間30分
◎東京―(関越自動車道)―新潟西IC―(R7)―酒田 約6時間30分 NEXCO 東日本