Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館
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2018.05.25
次回企画展武士の装いとたしなみ
戦乱の時代、主従関係を結び、自己の家や土地を守るために命がけで戦った武士。
彼ら身につけていた甲冑や刀剣、刀装具などの装いには、美意識や祈りを感じられるものがあります。
また、武士のなかには絵画や茶の湯をたしなみとし、刀を筆に持ちかえて画家として活躍したり、茶道具を蒐集する者もいました。天下泰平の世となった江戸時代には、武士たちによって趣味・娯楽として釣りの文化が成立し、庄内藩では心身の鍛練の手段として奨励され、多くの魚拓がつくられています。
本展では、武士の装いとたしなみとともに、武士が描かれた絵巻や屏風をご紹介し、武士の実像に迫りたいと思います。