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公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市] > 新着情報 > コラム更新「結縁灌頂に用いられた両界曼荼羅図」

コラム更新「結縁灌頂に用いられた両界曼荼羅図」

2016.07.15

結縁灌頂に用いられた両界曼荼羅図

開催中の展覧会「祈りの芸術」より、酒田・龍厳寺に伝わる≪両界曼荼羅図≫をご紹介します。

修復後、初公開となるこの曼荼羅は、古くより檀家や信徒が仏と縁を結ぶ儀式「結縁灌頂(けちえんかんじょう)」に用いられてきました。心身を清められた信者は実際に曼荼羅の上を歩き、そこで華を投じ、華の落ちた場所の仏と縁を結んだと言います。曼荼羅の中心部が上下に擦れているのは、長い年月の間に多くの信者が曼荼羅の上を歩き、結縁灌頂を行ってきたことを物語っています。

 

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