公益財団法人 本間美術館は、「公益」の精神を今に伝え、近世の古美術から現代美術、別荘「清遠閣」の緻密な木造建築の美、「鶴舞園」、さらには北前船の残した湊町酒田の歴史まで楽しめる芸術・自然・歴史の融合した別天地。

公益財団法人 本間美術館

Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

information最新情報

information 最新情報

公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市] > 新着情報

【次回展覧会】日本の近代洋画家たち

2025.09.01

次回展覧会日本の近代洋画家たち

日本の洋画の歩みは、江戸後期の揺籃期を除いて、本格的に洋画が受容された明治から現在まで、およそ160年の歴史があります。

油絵の技術の習得から始まり、次々に西洋の新しい絵画様式を取り入れながら、自己と現実に向き合い、個性的な表現を追求した画家たちが、日本の洋画を築いてきました。

本展では、主に館蔵の洋画より、大正から昭和にかけて活躍した中村彝、村山槐多、前田寛治、松本竣介など、近代洋画に大きな足跡を遺した画家たちの作品を展観します。親しんで戴きながら、近代洋画と画家たちの魅力に迫ります。

同時に、当市出身で2004年に45歳で早逝した佐々木伸の遺作を特別展示します。心に留めて戴ければ幸いです。

■関連イベント
(1)館長のギャラリートーク
日 時:9月14月(日)、10月12日(日) 各日午前11時より
場 所:美術展覧会場

(2)阿蘇孝子朗読「中原中也の詩をよむ」 演奏・佐々木正
日 時:9月27月(土) 午後2時より
場 所:美術展覧会場

 

オリジナル手拭い販売しました

2025.08.17

オリジナル手拭い販売しました

当館のマスコットキャラクター「くーたくん」(江戸時代中期の絵師・長沢芦雪が描いた《狗児図扇面》をモチーフ)のオリジナルグッズシリーズで、新しく手拭い(1,750円)を販売しました。ご来館記念のお土産にいかがでしょうか?

 

【次回展覧会】アジアを旅する

2025.07.15

次回展覧会アジアを旅する

アジアは、ユーラシア大陸の大部分を占める広大な地域で、西アジア、南アジア、北アジア、東アジアの四つに大別することができます。メソポタミア、インダス、黄河、長江の三大文明が誕生した重要な地域です。異なった自然環境のもと、歴史と文化を育み、多くの興亡を繰り返しながらも、それぞれの地域で独自の美術を生み出してきました。

本展では、インドで生まれた仏教が広大なアジア各地に伝播する中で、独自に発展した仏教美術を中心にして、さらに各地の人々が自然との共生を通して、人生を謳歌し、生活を高めた多彩な工芸品や書画の美をご鑑賞いただきます。

現在から、約5000年から100年前までの、パキスタン、インド、チベット、ベトナム、タイ、中国、韓国、日本の時空を越えた美術を愉しみながら、アジアを逍遥してみましょう。

■関連イベント
・館長のギャラリートーク
日 時:7月27月(日)、8月24日(日) 各日午前11時より
場 所:美術展覧会場

【お知らせ】館報第86号発刊

2025.07.10

お知らせ館報第86号発刊

館報第86号が発刊されました。
当館の友の会会員の皆様には順次お届けいたします。
本号では、7月18日(金)から開催する企画展「アジアを旅する」の主な作品や、清遠閣の豆知識と して「宿泊された皇室の方々」について紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
※館報は、酒田市内を中心に県内の関係施設に設置していただいております。

  

【次回展覧会】茶の湯のうつわ ー茶碗と茶入を中心にー

2025.05.27

次回展覧会茶の湯のうつわ ー茶碗と茶入を中心にー

本間美術館を代表するコレクションである茶道具の多くは、酒田の豪商として知られた本間家に伝来したものです。それらは、庄内藩酒井家や米沢藩上杉家といった大名家からの拝領・伝来品や、お客様をおもてなしするために求めたもので、中国産の「唐物」、朝鮮半島産の「高麗物」、日本産の「和物」などがあります。

本展では、当館所蔵の数ある茶道具の中から茶碗と茶入を中心に紹介します。お茶を飲むための容器である茶碗と、抹茶(濃茶)を入れる陶製の容器である茶入は、茶席における主役ともいうべきものであり、多くの茶人たちによって賞玩されてきた歴史があります。茶の湯を彩ったうつわの数々をお楽しみ下さい。

・関連イベント
(1)学芸員のギャラリートーク
日 時:6月8日(日) 午前11時より
場 所:美術展覧会場

(2)清遠閣茶会 表千家同門会山形県支部庄内地区
日 時:6月29日(日) 午前9時30分~午後2時30分
場 所:清遠閣 ※別途料金が発生します。