公益財団法人 本間美術館は、「公益」の精神を今に伝え、近世の古美術から現代美術、別荘「清遠閣」の緻密な木造建築の美、「鶴舞園」、さらには北前船の残した湊町酒田の歴史まで楽しめる芸術・自然・歴史の融合した別天地。

公益財団法人 本間美術館

Homma Museum of Art芸術・自然・歴史の融合/公益財団法人 本間美術館

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公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市] > 新着情報

コラム更新「与謝蕪村、最後の願いを叶えた屏風」

2016.04.28

コラム更新蕪村自筆句稿貼交屏風にまつわる物語

蕪村は池大雅とともに南画を大成させ、当時から絵師として人気がありました。
しかし、一方で松尾芭蕉を尊敬し俳人として生きることを望み、出世や権威を好まず、生涯貧しい暮らしをおくったようです。

そんな蕪村には溺愛する娘・くのがおり、亡くなるまで残していく娘を気がかりにしていました。
娘・くのは一度嫁に行きましたが、離縁され蕪村とともに暮らしていたのです。

その後、娘・くのはどうなったのでしょう…

 

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コラム「Wavisabi美術についてのお話」

展示作品が芸術新潮で紹介されています!

2016.04.24

芸術新潮2016.5月号で紹介館蔵の応挙と芦雪

美術愛好家から愛読されている『芸術新潮』。
その4月25日発売の5月号「特集 若冲 水墨ニューウェイヴ」で、当館所蔵で現在展示中の≪円山応挙 虎皮写生図≫と≪長沢芦雪 四睡図≫が紹介されています。

≪円山応挙 虎皮写生図≫は「奇想4人衆、龍虎くらべ」のコーナーで、若冲・蕭白・応挙・芦雪の虎をくらべた際、応挙は虎を採寸していたという資料として、≪虎皮写生図≫の一部が紹介されています。
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≪長沢芦雪 四睡図≫は「かわいい江戸の水墨画」のコーナーで、可愛らしくユーモアのある虎として紹介されいます。
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この2点は現在開催中の「円山応挙と京都画壇」で展示中です。
5月10日までの展示となっておりますので、この機会にぜひ生でご覧ください!

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コラム更新「三人の奇想の画家 若冲・蕭白・芦雪」

2016.04.22

コラム更新三人の奇想の画家 若冲・蕭白・芦雪

円山応挙が登場した十八世紀後半の京都で、ひときわ異彩を放ち、個性を打ち出した作品を描いた三人の画家がいます。その個性的な表現力で、京都に旋風を巻き起こした伊藤若冲と曾我蕭白。そして、円山応挙の弟子でありながら、師とは異なる絵画世界を生み出した長沢芦雪です。

現在開催中の企画展「円山応挙と京都画壇」の展示作品を通して、三人の画家についてご紹介します。

 

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コラム「Wavisabi美術についてのお話」

ゴールデンウイーク限定 特別コラボ企画のお知らせ

2016.04.15

-武将たちの言葉を飾る-武家文書×畠山秀樹

武家文書から感じられる武将たちの言葉を、酒田市在住のフラワーアーティスト・畠山秀樹氏が植物で表現します。
花器には籠師・畠中鳳山の≪雲≫と≪風≫を使い、歴史と伝統、革新が融合する作品をご紹介します。

■会場:本間美術館 清遠閣 ※観覧には当館入館券が必要です。

 

畠山秀樹氏 プロフィール

フラワーアーティスト、Lotus Gardenを主宰。
東京都世田谷区生まれ山形県酒田市育ち。少年時代は酒田を愛した画家の父、故畠山秀雄の影響で多くの美術に触れる。六本木・目黒・広尾などの人気花店で、店長やプランナーとして商品開発。ブライダルや店舗、空間装飾、撮影、ガーデニングなどお花の経験を積む。
酒田で「Lotus Garden」をオープン。独自の世界観で海外から見た日本の素晴らしさを融合した、ジャパニーズモダンスタイルを発信している。

畠山秀樹

ギャラリートークのお知らせ

2016.04.13

学芸員のギャラリートーク円山応挙と京都画壇

開催中の企画展「円山応挙と京都画壇」のギャラリートークを行います。

18世紀後半の京都画壇を代表する画家・円山応挙をはじめ、同時期に文人画(南画)を大成した与謝蕪村や池大雅、奇想の画家として注目される伊藤若冲や曾我蕭白、応挙の弟子でひときわ個性的な表現をみせた長沢芦雪など、京都で活躍した画家たちの魅力的な作品をご紹介します。

※予約は不要ですが、参加には入館券が必要です。